設備によって倉庫のレンタル料は異なる
設置されているのが室内か屋外かで、倉庫のレンタル料金は異なります。料金が異なる理由は設備費です。屋外型の倉庫は気温や湿度の影響を受けます。そのため、温度と湿度が保存状態に悪影響を与える、本や服、家電製品などの保管には向いていません。一方、室内型はエアコンで温度と湿度を管理するので、倉庫内の環境が一定です。倉庫のレンタル料金は、屋外型が1000～10000円、室内型は3000～20000円となり、同じ広さの倉庫ならレンタル料金は室内型は屋外型の約2倍になるでしょう。また、室内型は荷物の出し入れ時に雨が降っていても、影響を受けないメリットがあります。倉庫のレンタル料金は重要ですが、値段だけではなく、何を保管するかを第一に考えましょう。
立地による倉庫のレンタル料の違い
倉庫がどこにあるかで、レンタル料金に差が出ます。街中や駅に近い立地は倉庫のレンタル料金が高く、郊外や交通の便が悪い場所ほど料金は下がります。土地代と維持費が料金の違いに影響していますが、選ぶ基準は運搬手段があるがどうかです。車があり、荷物の出し入れの頻度が少ないなら、郊外の倉庫の方がレンタル料金が安く、メリットが多くあります。逆に、出し入れの頻度が多く、そのたびに車を借りなければいけないようであれば、レンタル料金以上に費用と手間がかかる場合もあるでしょう。また、街中でもビルの高層階にあり、荷物の出し入れに労力が必要な場合にはレンタル料金が安いケースもあります。保管する荷物が重く、搬入と搬出のしやすさが求められる場合にも、料金より利便性を考えましょう。
物流とは、製品を生産地から消費者まで届ける流れのことをいいます。この流れには製品の運搬の他に、梱包や倉庫での管理、品質チェックも含まれます。
